Avoir ~sowaka's blog

Avoir ~年齢を重ねるごとに輝く:40代に突入してようやく自分を受け入れ、生まれ変わりました

だいぶ年上の自分が恥ずかしくなるほど新人さんがしっかりしている理由

全然大したことじゃないし無事に済んだからいいんだけど、委託業務だから決めてもらわないと勝手に進められないのに、何度聞いても放置されて私ひとりで焦っていた案件がようやく落ち着いた。と思ったら、また新しい話が勝手に進んでいて不安しかない。


さらに、いつも月の半ばに来るはずの注文書が届かないから現地に催促したら、8月は人事異動の時期だったらしくちゃんと引き継ぎがされていなかったようで、勝手なことをして間違った書類を送ってきたり、社内で確認すれば済むことを私に聞いてきたり、拙い英語でメールをやり取りするのに時間を取られた。


それにしても、若い世代はみんな当たり前のように留学経験があるみたいだし、偶然同郷だと聞いて喜んでしまった子に至っては、帰国子女の超お嬢様だということが分かって、気軽に話しかけてしまったことを申し訳なく思ってしまったし、私の適当な英語を見られるのが恥ずかしい。そういえば、その子は大学も私と同じ可能性が出てきた。びっくり。


そして、8月入社の女の子が、これまた偶然前職が私と同じ職場の別の部署だった上に、私が仲良くしてもらってる先輩とも仲がいいと聞いて、それなら絶対にいい子だと思ったら想像以上だった。


その先輩から、その子が大学も留学の費用も自分で工面して、働き出してからも奨学金を返済するために割に合わない激務をこなしていたとは聞いていた。


それだけでも十分すぎるほどすごいのに、昨日その子とランチに行った時、4歳の時にお父さんが癌で亡くなって以来お母さんがずっとパートで働いているのを見てきたから、自分はどうしても正社員で働きたいと聞いて泣きそうになった。


だいぶ年上の自分が恥ずかしくなるほど、その子がすごくしっかりしていることに心底納得したし、まだそのことを知る前に私が「外国語大学に行ってそのうち1年はアメリカ留学していたらしい」と話した人が、その子のことを「ただの金持ちだ」と決めつけてそれに私は同意していたことを思い出してさらに恥ずかしくなった。


転職活動も本当に本当に頑張ってようやく今の職場に決まったと聞いて、神様からのご褒美というのはこういうことだと思ったし、尊敬しすぎて頭が上がらないと思った。


この子でさえ1年以上もかかってようやく仕事が決まったんだから、私はもっともっと時間がかかるはず。転職活動を再開したタイミングで話が聞けてよかった。私ももう一度正社員にこだわって探そうと決めて、帰って早速いくつか応募した。今はすごく恵まれていて時間もあるから焦らなくていいし、資格も取りたいからじっくり取り組もう。


でも、やっぱり人間関係の不安に襲われて、考えても仕方ないことを考えて落ち込むのが嫌になって、今日は思い切ってカウンセリングを受けに行った。本当に病んでいたら行かなかっただろうから、やっぱり今は比較的元気な証拠だと思う。


ただ、やっぱり難しい。なんとなくは気づいていたけど、最初から拒否反応が出て全く受け付けなかった。途中で気分が悪くなってきて逃げ出したくなったけど、なんとか時間まで耐えてようやく終わった。しばらくずっと気持ち悪かったけど、昨日と違って天気が良かったから歩き回って買い物したら回復。


ただ、人が怖いから萎縮するとか、いつも緊張して体がガチガチだとか、自分は愛されないと思ってるって言われたのは気づきにはなった。でももう無理。やっぱり自分でなんとかするしかないのかな。


とりあえず今は資格の勉強をしながら求人サイトを片っ端から見て応募することに専念しよう。強力な助っ人がいてくれるし大丈夫。本当に尊敬できる年下の子たちに助けられている今日この頃。ありがたい。


今の私があるのはこれまで出会った全ての皆さんのおかげです。


どうか皆さんの健康と幸せがいつまでも続きますように。いつも本当にありがとうございます。