生きづらさの正体に気づかせてもらった本当の優しさに涙

気持ちを新たに1週間のスタートを切った先週。なんだか色々あってまた心を乱してしまった。

まずは全く意味の分からない残業。定時になって帰ろうとするとムッとされるから「何かありますか？」と聞くと「休憩中に考えるから残って」という返事。隣の人は当然のように帰っていくのにどうして私は帰らせてもらえないのか理解不能。しかも休憩から戻ってきても何の指示もなくて、何のために残っているのか意味不明。

それなのに上司から丸投げされた仕事をほぼ私にさせて自分は先に帰る始末。なんとか2日で完成させたその仕事を上司に報告してくれて、それでも無反応だったから確認するように言ってはくれたけど上司は結局見るどころかそれについて一言もなく帰っていった。

バカバカしいと思っているところにまた隣で鬱陶しい忙しいアピールが。いつも同じことしかしていないのに、たまたま伝票の枚数が多いというだけで社員さんを巻き込んで大騒ぎ。派遣の分際で社員の人を手伝わせるなんて私には到底理解不能。

そんな中、定時前に発覚した書類の変更作業を必死にしていたら、騒がない私を暇だと思っている隣の人がどうでもいいことをつぶやくから無視する訳にもいかずに適当な返事。しかも私の仕事はイレギュラーだったから初めてのことなのに、それに他の会社のやり方なんて知らないのに私が悪いみたいな感じになって、とりあえず謝ったけどモヤモヤ。

さらに、先週の水曜日に先輩からアドバイスをいただいて、勇気を振り絞って送ったお願いメールに対しても相手は無反応。無理なら無理って言ってくれればいいのにそれすらない。本当にどうでもよくなってくる。

そして追い討ちをかけるように分かってくれる2人のうちの1人が辞めてしまった。電話で話して少しはスッキリしたけど、その場にいる訳じゃないしもう連絡することもないだろうからますますやる気がなくなった。色々聞いてもらっているもうひとりの先輩には申し訳ないけど、やっぱり真剣に最後の転職活動に励むことにした。

そんな1週間を乗り切って、土曜日は妹ふたりと姪っ子を連れて大阪へ。久しぶりに会った大好きな美容師さんと美容師になりたての真ん中の妹の相性があまり良くなかったらしく、よかれと思って紹介したことを申し訳なく思いつつ、下の妹の相変わらずの波乱万丈ぶりに驚かされたり、思っていることを何でも言える気の強さに息苦しさを覚えたりした。

それでも無事に帰ってきて、やっぱり私は大阪が大好きだと改めて思った。懐かしすぎてまた戻りたくなった。居候させてもらいながら仕事探したいって言ってみようかな、なんてバカなことまで考えてしまった。

そんなことを考えていたからか昨日は全く眠れなかった。とりあえず図書館で本を借りてリサイクルショップで秋物を仕入れてから激混みのドラッグストアへ。帰ってきて転職活動の準備をするつもりだったのに、お昼からビールを飲んだら急激に眠くなってお昼寝。

そういえば、自分が強度のHSPだと分かって、しかもそれが性格というよりは生まれつきの気質だとたまたま見たワイドナショーで知って、さらに「そんなこと気にするな」って言われるけど気になっちゃうから仕方ないと聞いて、すごく腑に落ちて楽になった。 

さらにあれだけ必死に頑張って入社して、頑張りすぎて病んだ外資系企業は、HSPには合わないということも初めて知った。やたら「感受性が強い」と言われ続けてあまり意味が分からなかったし、周りの反応を気にしすぎて言いたいことが言えない自分はダメだと思っていたけど、ようやく少し理解できてそういう自分を認めてあげようと思えるようになった。

仕事を探していても自分が本当にしたいことが分からないから志望動機の書き方にいつも悩んでたけど、ふと思いついてカウンセラーの求人を見てみたら、今まで見たことのなかった産業カウンセラーの求人を見つけて即応募。これなら志望動機もスラスラ出てくるし、この不況だからこそ需要が高い気がする。もちろん厳しいとは思うけど。

そして一粒万倍日の今日は氏神様へ。帰ってきて毎週楽しみにしている人生相談の回答を読んだら、これまたあまりのタイミングの良さにびっくり。自分に言われているみたいで、厳しくはあるけど本当の優しさに触れて泣いた。いつもは職場で休憩中に読むけど、今日は休みでよかった。

 

そうか、私は周囲から克服や努力を求められることで自分をさらに責めて生きづらくなっていたんだ。周りだけじゃなくて自分まで自分を否定してきてしまったんだ。だから無理に言い返さなくていい。それはできる人がすればいい。今までは周りが見て見ぬふりだったし自分でなんとかしなきゃいけないと思ってたけど、それでうまくいくどころか悪化してたんだから、私にはそのやり方は合わないということなんだ。

他の人はもちろん、気の強い下の妹とも私は違う。妹が「地元の人たちは思っていることを言わない」って言ったことで自分が責められたと感じたけど、それは勝手に私が感じただけのこと。妹が離婚を決めてアパートを決める時に私が「住む所は本当に大切」と言って費用を工面したことがすごく助かったと言ってくれて、私でも役に立っていたことが分かったし、生きていてよかったと思う。

自分に自信を持つことは難しいけど、少なくとも自分を否定することだけはもうやめよう。小さい頃から否定され続けてきたからそれが当たり前になってしまっているけど、その当たり前を少しずつ変えていこう。大丈夫。ここまでよく頑張って生きてきた。

今の私があるのはこれまで出会った全ての皆さんのおかげです。

どうか皆さんの健康と幸せがいつまでも続きますように。本当にいつもありがとうございます。