守るべきものがあることと愛されているという実感があるということの強さ

久しぶりに心を乱してしまって(といっても以前ほどではないけど)自信のなさが隠せなかった1週間。きっかけは回覧の書類を無言で投げつけられたこと。なんとなくそういう人だと分かってたし、そんな人にイライラする時間とエネルギーがもったいないとは思いながらも気分が悪く引きずってしまった。

その後立て続けにミス(というほどのことでもないけど)を指摘されて意気消沈。疲れて帰ってきてジムのお風呂に行ったら、いつも会う人にどうでもいいことを一方的にギャーギャー話しかけられて余計に疲れた。

とはいえ、なんだかんだあっという間に1週間が終わるのは恵まれているということだから感謝しないと。でも、勉強しないといけないと思いながらもやる気が起きない。そもそもそこまで勉強しようと思わない。数年前のあのモチベーションは何だったんだろう。

そして今月は全く予定がないから、休みの日はピース以外誰とも話さずに終わっていく。このままではよくないと分かってはいても、無理に人と会って疲れるくらいならひとりでいる方がいいと思ってしまう。

そういう時は本を読むに限る。そして、やっぱり選ぶ本にその時の心理状態が顕著に現れる。そんな中、迷った末に買った本に思いがけず救われた。

色々考えすぎて夢にまで出てきてまた考えて、そしたらまたショッキングなニュースが飛び込んできた。どんなに成功してるように見える人でも、愛されているように見える人でも、本人にその自覚がなければ周りが何を言っても理解できないんじゃないかな。

孤独って、元気な時は全然問題ないけど、心が折れそうになる時がこわい。そしてどんな形であれ、愛されているという実感があればまだ大丈夫だと思う。

私自身、どうしようもなくなって死を考えた時に妹たちに迷惑をかけるから思いとどまったって話したら「迷惑をかけるんじゃない、人生を狂わせるんだ」って真剣に言われて目が覚めたことを思い出した。こんなこと話せて、こんなふうに言ってくれる人とこの先出会えるのかなぁ。私次第か。

でも、その時にその人がいてくれたから乗り越えられて成長できたし、そのおかげで今はそこまで自分を責めなくなったし、私がいないと生きられないピースのために生きないといけないと思える。

とはいえ、いつまで元気に働けるか分からないし、そもそもいつ何が起こるか分からないし、ずっと否定し続けてきた自分を受け入れられるようになったから、もう必要以上に我慢しすぎて病むようなことにはならないようにしようと思えるようになった。性格は変えられないけど、そこに気づけただけでも全然違う。

本当に辛かったけど、よく頑張ってここまで生きてきた。もちろんひとりでは絶対に乗り越えられなかった。こんな私を見捨てずに助けてくれた妹たちや、支え続けてくれた人たちがいてくれて本当によかった。

今の私があるのはこれまで出会った全ての皆さんのおかげです。

どうか皆さんの健康と幸せがいつまでも続きますように。いつも本当にありがとうございます。