Avoir ~sowaka's blog

Avoir ~年齢を重ねるごとに輝く:40代に突入してようやく自分を受け入れ、生まれ変わりました

また私の代わりに怒ってくれた子と席替えで隣になった先輩に癒されまくった1週間

そうか、1年前も就職活動してたんだった。といっても奇跡的な巡り合わせであっという間に決まったんだけど。あの職場は会社と上司は終わってるけど、みんな若くてもいい子ばかりだったなぁ。くだらない嫌がらせして喜ぶような大人は当時の私の周りにはひとりもいなかった。


そのうちのひとりの子が久しぶりにLINEをくれて、悩んだけど、今の会社を辞めることにしたと事情を話したら、私の代わりにめちゃくちゃ怒ってくれた。先週も別の友だちが怒ってくれたし、そういえば、昔から私が悩んでることを話すと私より周りが怒ってることがよくあるなぁと思い出した。


私よりひとまわり以上年下なのに、この情けない私を否定するどころか「辞めさせるまで追い込んだ会社がバカ」「短期間で辞めるからって本人に問題があるとは限らない」「一緒に働いたことがあるからわかる。自信をもって」って言ってくれた。本当に本当にうれしかった。


3月1日は母親の命日。去年は色々なことがありすぎて迂闊にも夕方まで忘れていたけど、今年はちゃんと覚えていた。53歳になったばかりで亡くなってから丸16年。その年齢に近づきつつある、母親にそっくりな私はどうしても意識してしまう。やっぱり我慢するだけの人生はもう嫌だ。笑って過ごしたい。


そんな中、私の後任の新人さんが入社。その方が私の席で仕事することになったから、私は席替え。そしたら隣の席になった先輩が「まだ入ったばかりなのにいつも落ち着いていてすごいと思う。でもひとりで抱え込んじゃうんだね。もっと早く話ができたらよかった」って言ってくれて泣きそうになった。


くだらない攻撃をしてきて、私の退職が分かった途端に態度が急変したベテランから離れて、独特な雰囲気だけどめちゃくちゃ癒されるその先輩のおかげで笑えるようになった。それなのに逆に「歩くマイナスイオン」と言われてびっくり。うれしいけど。


それにしても、攻撃的だった一部の人たちの態度の急変ぶりは気持ち悪いほど。人生経験豊富な新人さんは、私がまだ入社して4ヶ月しか経っていないのに引き継ぎをするということ、次の仕事がまだ決まってないということはよっぽど嫌だったんだということに気づいていて、さらには「(ベテランの)あの笑顔がこわい」と初日からすでに見抜いていた。さすが。


まだお子さんが小さくて来週は卒園式で休むらしいし、そんなに残業できないんじゃないかと思う。ま、私が心配することじゃないし、私はできる限り丁寧に引き継ぎをするだけ。あの人たちみたいに説明もろくにせずに分からないことは聞けと言ったり、口でただ急かすだけの教え方は絶対にしない。


でも隣の席になった先輩やこの新人さんのおかげで、私にももちろん悪いところはあるけど決して間違ってはいないし、十分役に立てていたと思えるようになった。自分でも日に日に元気になっているのがわかる。


来月からの仕事は探しているけど、やっぱり私は会社組織に属することに全く向いていないということがよく分かった。そういえば社会人1年目にして「理不尽なこと言われても分かりましたって言っておけばいい」と言われて絶対無理だと思っていた。でも当時は会社で働くか結婚するかしか道はないと思い込んでいたし、自分のこともよく分かっていなかった。


とはいえ、さすがに無職の状態には耐えられないと思い直して、働きながら勉強をすることにした。1月は絶不調だったけど、今年はすごくいい年みたいだから大丈夫。楽しむためには働かないといけないし。働いたらやっぱり成長できるからうれしいこともあるし。


何が起こるか分からないから今できることに集中して、誠実に生きよう。そしてとにかく笑って楽しく過ごそう。私の代わりに怒ってくれる大好きな友だちがいるし、私は私のままで大丈夫。


今の私があるのはこれまで出会った全ての皆さんのおかげです。


どうか皆さんの健康と幸せがいつまでも続きますように。いつも本当にありがとうございます。