半年経って見えてきた問題点とそのタイミングで出会ったふたつのご縁

本当に1週間が早い。そしてもう10月。いちばん下の姪っ子が18歳。上の姪っ子はもう20代半ば。信じられない。

4月に始まった今の仕事ももう半年経ってしまった。ありがたいことに人生でいちばん穏やかな時間を過ごしているけど、派遣だし今の収入ではやっていけない。しかも単純作業の繰り返しで毎日が過ぎていくのは平和だし楽だけど、このままでは何のスキルアップもせずに年齢だけを重ねてしまう。まずい。

ということで、53歳で正社員として働き始めた先輩に刺激を受けてもう一度正社員を目指して転職活動を再開。そんな中、今の職場はみんないい人だし正社員の求人に応募してみようかと思い始めた矢先に色々な問題点が見えてきた。

何も言わないけど本当はよく思っていないだろうと思うことがちょくちょくある、テレワークの弊害かもしれないけど引き継ぎもフォローも適当、暇な人と忙しい人の差が激しいのにそれを把握していない、それは言わないといけないのでは？というようなことも言ってもらえない、など。

8月入社の新人さんから話を聞くまで気づかなかったけど、若いのにすごく落ち着いていていい人だと思っていた営業の男性の、その新人さんに対する態度が横柄だったり、暇を持て余している人がいるのに、異動になる人の業務を引き継ぐのがその新人さんや忙しい派遣さんだったり。

その異動になる人も、未経験で入社してまだ半年余りで、さらに異動になることで通勤片道2時間くらいかかるようになる気がする。すごく控えめでいい子だけどあまり良く思われていないのは気づいていたから、キツい部署への異動の話を聞いて怖くなった。潰されてしまう気がするし、会社はそれが狙いなのではと思ってしまう。

そのタイミングで地元の同級生から、新しい職場で挫折しそうとLINEがきた。いい子ほど辛い思いをするこの世の中、なんとかならないものか。ひとりひとりが少しでも相手の気持ちを考えて行動できたらそれだけでも全然違う気がするのに。でも、人それぞれ価値観が全く違うから難しいだろうな。

そんな中、信じられないけど来週面接を受けることになった。小さい会社だし、昨日下見に行ったらどこが入口か分からない怪しい感じで不安になったけど、実際に入ってみないと分からないし、面接の練習だと思って臨むことにした。

迷ったけど、昨日美容師さんにその話をしたらやっぱりその反応にモヤモヤしてしまった。私と仕事したことがないのに、自分がいちばん大変だと思っている人に仕事の話をしてはいけないと改めて思った。もちろんひとりでお店をしているのは本当にすごいと思うし尊敬するけど、だからといって私が怠けていることにはならない。言わないけど。

さらにもうひとつ、先週行って大失敗だったカウンセリングの後、もう自分でなんとかするしかないと思って買った本を読みながらなんとなくその著者の先生の病院を検索したら、なんと大失敗だったところの近所にその先生監修のカウンセリングルームがあることが分かって即申し込んだ。

その話も美容師さんにしたけど、やっぱりしなければよかった。こういう話は人を選んでしないとストレスになってしまう。私みたいなのは少数派だから、理解してもらおうなんて思わない方がいい。

そういえば、感受性が強い男の子がお父さんから送られてきた楽しかった思い出の動画を見て涙が止まらなくなってしまっていて、お母さんがそれをしっかりと受け止めているブログを見て泣きそうになった。

我慢してもどうしようもなく涙が出てくるのはすごくよく分かるし、私は父親に「すぐ泣く」「泣けば済むと思うな」って言われ続けてたけど、弟に頭を撫でられ慰められていたこの男の子は、悔しいとは思うけどそれ以上に幸せだと思った。

親にも言われたことがない(たぶん気づいてもいない)私の感受性の強さを何度も指摘してきた人は、親以上に私のことを分かっていたのだと思う。私は何度言われてもよく分からなかったけど、最近になってなんとなく分かってきて、否定し続けてきた自分をようやく受け入れることができるようになってきた。

それでもまだ長年の思考のクセはなかなか直らないから、どうしても不安で頭がいっぱいになってしまう。運良く正社員で仕事が決まったとしても、また攻撃を受けて続けられなくなるんじゃないかとか。

でも、このタイミングでカウンセリングに通うことになったのにも意味があるのかもしれない。転職活動もまだ始まったばかりだし、部屋探しと一緒でご縁があるところに必然的に出会うようになっていると思う。

引っ越しが落ち着いたから次は収入を増やすことを真剣に考えて転職活動にじっくり取り組もう。あともうひとつ、久しぶりに資格取得に向けて勉強も再開。その前に今日もいいお天気だからおひさまの力を浴びてパワーチャージをしてこよう。大丈夫、大丈夫。

今の私があるのはこれまで出会った全ての皆さんのおかげです。

どうか皆さんの健康と幸せがいつまでも続きますように。いつも本当にありがとうございます。