Avoir ~sowaka's blog

Avoir ~年齢を重ねるごとに輝く:40代に突入してようやく自分を受け入れ、生まれ変わりました

そんな笑顔見たことないと言われながらも最後までやり遂げた最終日

ついに最終日となった昨日、休みだからもう顔を合わせなくて済むはずだったベテランが午後から出てきた。請求関係が気になるからって言うから、出てきてもらうほどのことじゃないって必死になって阻止したはずなのに。


結局、請求書をメールで送るだけって言ったら案の定「それなら分かる」って言われた。だから言ったのに。しかも同じお客さんなのに部署によって締め日が違うことについて、私が何も考えずにいたことを「私は気になる」とアピール。はいはい。


でもランチに一緒に行かずに済んだだけでもよかった。課長とふたりで行くことになったおかげで色々話ができた。ベテランがいたらと思うとゾッとする。


職場見学の話があったけど、違和感ありすぎたのと気が強い人が多いと聞いて断った会社は、やっぱり断って正解だったこと、それに比べて私が次にお世話になる会社は大丈夫だろうということ、さらになんと奥様を亡くされていたことまで…


あとは、私は嫌われているというリーダーよりもむしろ、そのリーダーに取り入るために私の悪口を吹き込むベテランの方が嫌だったということ、ひとりものすごくいい子がいて本当に救われたということを話したら「働きやすい職場にできなくて申し訳ない。あの子みたいないい子ばかりならいいのに」と言ってくれた。


この課長をはじめ、管理職の皆さんは本当に素晴らしい方ばかり。課長も認める、みんなに大人気の前述の彼女について「あの子も続くかなぁ。同期が仲悪いから仲裁役もしているし」と課長が言うから、「いい子なだけにしんどいかもしれませんね」って言うと納得してた。


マスクを外して顔を見られるのがすごく嫌だし、カレーとナンの食べ方もおかしくなかったか気になったけど、課長が色々話してくださったおかげであっという間だった。本当にベテランがいなくてよかった。


戻ってきてお菓子を配ったら思いのほかすぐ無くなって焦った。しかもひとり離れた席の人の机に置くつもりが間違えて知らない人の席に置いちゃって、立ち話をしてたその席の人にお礼を言われちゃったから回収できず、余計に焦った。


そして最後までちゃんと仕事をして、先に帰ったリーダーにもちゃんと感謝を伝えた。リーダーが私の後任の人に「私がいなくても他の人に聞けばちゃんと教えてくれるから大丈夫」って言ってたけど、全然大丈夫じゃないってことを少しでも分かって欲しくて「リーダーがいない時が辛かった」と言っておいた。自分がいない時のことは分からないから伝わってないだろうけど。


私の心の支えだった前述のいい子にも挨拶に行ったら、私の天敵のベテランに背を向けてこっそりと「辛かったですよね」って言ってくれた。やっぱりこの子は何も言わなくても分かってくれてるだろうと思ってた。


さらに、職場見学の話があった会社について「気が強い人が多い」と教えてもらったことも気にしてくれていて、私が断ったと言うと「よかった!」って言ってくれた。もう、本当にいい子。


皆さんに挨拶して帰ろうとしたら、なんと残っていた全員でエレベーターまでお見送りをしてくださった。大ベテランに「人徳だよ」って言ってもらえて、恥ずかしかったけどうれしかった。でも、それで焦ってセキュリティカードの返却を忘れて、これだけ盛大に見送ってもらったのに早速今朝課長に電話することになってしまった。


それにしても、新人さんに「そんな笑顔見たことない」って言われるほどだった最終日の私は、自分で思っている以上に解放感でいっぱいだったらしい。本当に嫌だったんだね。よく頑張った。


せっかくいい気分で帰ってきたのにその後行ったジムのお風呂でモヤモヤ。あるご婦人がサウナから出てきたら使うつもりで洗面器にためておいた水を、私が知らずに捨ててしまった。その場ではいいよーって言っておきながら、他の人たちには文句を言っていたということが分かってしまった。申し訳ないけど本当にくだらないしどうでもいい。どんな小さな世界で生きてるんだろう。それが分かってから、そのご婦人を私は好きだったけど、もう会いたくなくなってしまった。


そして今日、天気はあまりよくなかったけど、ずっと気になっていた神社へ。途中まで行ってこわくて諦めそうになったけど、せっかくだから行ってみたら大正解。本当に素晴らしい場所だった。ひとりで歩いてたら通報されそうな雰囲気だっだけど。

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ものすごく癒されたけどなんだかものすごく疲れて、他のところを回る元気もなくそのまま帰ることに。明日の妹のお泊まり用に布団セットを買って、今日は貸し切りだったジムのお風呂にゆっくり浸かって帰宅。


晩酌した後、私の苦手な甲高い声での派遣会社によるオリエンテーションの電話で1時間拘束されて、なんだかんだであっという間にこんな時間。眠い。


あと2日、大切な妹たちとの時間を過ごしたら1日からまた新しい生活が始まる。どうなるか分からないけど、私は私。どんなことがあっても誠実に生きる。ただそれだけ。


今の私があるのはこれまで出会った全ての皆さんのおかげです。


どうか皆さんの健康と幸せがいつまでも続きますように。いつも本当にありがとうございます。