1ヶ月ぶりの出社で改めて感じた自分の未熟さと大きな気づき

いつも読んでくださってありがとうございます。

週末にAmazonプライムで見たドラマが思いのほか面白くて一気に2つも見てしまった。出かけてもまだ左腕を固定してるからすぐ帰ってきちゃうし、せっかく暖かくなってきたのにぐうたらな時間を過ごしてしまう。

そして、怪我をして外に出なくなってから1ヶ月弱でびっくりするほど季節が進んで、膨らみかけの桜のつぼみも目にするようになった。ただ、同時に人も多くなって、私の苦手な、人が騒ぐ声をよく耳にするようにもなった。

そんな中、昨日は約1ヶ月ぶりに出社。装具が外れなかったから、大きめのカーディガンに腕を通して行った。今日が祝日だから休みを取った人が多かったからか、電車がそこまで混んでなくてよかった。

出社するって言ってたリーダーがいなくてちょっとイラッとしてしまった。この、口先だけの人がすごくイヤという考え方を改めたいけどなかなか難しい。事情があって出社できなかったのかもしれないのに。

結局リーダーには直接お礼を言えなかったけど、1ヶ月間在宅勤務を許可してくれた課長にはちゃんと言えたし、本当に穏やかな笑顔で｢大変でしたね｣と言ってくれた上に、休まなかったことに対して逆にお礼まで言われてしまった。

さらに、左手を隠しながらいつも通り黙々と仕事をしていたら、隣にいた、若いけどものすごく落ち着いていてしっかりした女の子が話しかけてくれた。

業務では全く関わりのないその子にまで転んで怪我をしたことが伝わっていたことに驚いたけど、そんな彼女が、私が出社していなかったことを気にかけてくれていたことがうれしくて、今でも思い出したら恥ずかしくなるほどベラベラと一方的に喋ってしまった。

要介護3の原因のトップが転倒による骨折で、特に腰の骨を折ると寝たきりになるから、そうなると死亡率は胃がんと変わらないという先生もいるらしいとか、どんくさいという自覚はあったけど自分が思っていた以上だったとか、｢気をつけます｣という彼女に｢まだ若いから大丈夫｣って言ったり、困らせるようなことばかりしてしまった。

その子は帰国子女らしく、これまですごく苦労してきたのか人生何周目？ってくらい本当に落ち着き払っていて、地元も出身大学も同じはずなのに私とは全く違う。比べても仕方ないことは分かっているつもりだけど、自分の未熟さが恥ずかしくなる。

でも、彼女をはじめ、若くても落ち着いていてしっかりした子ばかりの職場で、収入は減ったけど人生でいちばん平和で穏やかな日々を過ごすことができているのは本当にありがたいことだと思う。

そして昨日はもうひとつ大きな気づきが。録画していた番組で見た俳優さんの言葉で目からウロコがボロボロと落ちた。

｢自分がないから期待に応えたいし、期待に応えることが生きがい｣

 ｢舐められてるから話しやすいと思ってもらえる｣

自分がないのも舐められるのも悪いことだと思っていたし、そういう自分をなんとかしないといけないと思い続けてもがき苦しんできたのに、こんなふうに考えられたら悪いどころかすごくいいことのように思えてすごく救われた。

今日は、天気がよければ久しぶりに少し遠出しようかと思ったけど近所の神社に行くことに。でもWBCを見だしたら止まらなくて最後まで見ちゃって、久しぶりに感動して泣きそうになった。ここで活躍してる選手の皆さんも20代中心だと思うと尊敬しかない。本当に素晴らしい。

遅くなったけど、そして天気は悪いけど、今日は開運日らしいから出かけよう。

今の私があるのはこれまで出会った全ての皆さんのおかげです。

どうか皆さんの健康と幸せがいつまでも続きますように。いつも本当にありがとうございます。