Avoir ~sowaka's blog

Avoir ~年齢を重ねるごとに輝く:40代に突入してようやく自分を受け入れ、生まれ変わりました

お得意のひとり相撲で自己嫌悪に陥ったタイミングで出会った本

いつも読んでくださってありがとうございます。


新課長から見たいと言われて過去に作ったマクロを送ったけど、他のデータを引っ張る仕様でエラーになるから、ちゃんとそれだけで動くやつにしてと言われ、どうして私は相手の言わんとすることが理解できないんだろうとまた落ち込んだ。


さらに、私は人と比べてうまく話せない。いい加減な仕事をしていても、話がうまい人はそれだけで評価されるのに… って、今は必要とされているという実感がないから、自己否定がどんどんひどくなって、人と話す時にどうしても自信のなさが出てしまって自己嫌悪に陥るという悪循環。


そういえば、いつもお世話になっている方に、今度は私が何かできないかと考えて連絡してみた。結果、ひとりで突っ走って無駄なやり取りをさせただけになってしまった。お得意の完全なひとり相撲でまた自己嫌悪。本当にイヤ。


でも、業務でずっと解決できずにいたことを思い切って聞いてみたら、すごく丁寧に教えてもらえて癒されたし、タイ駐在の方が素晴らしいフォローをしてくれて感激したし、いいこともあった。


かと思えば、自分で何とかしようという気が全くない人から、もう3回目くらいになると思うけど、また同じことを聞かれた。その度にファイルを修正するのに、なぜか修正前のものを使って「数字が合わない」と当たり前のように言ってくる。でもその度に同じように修正するしかない。


私は、出しゃばって反感を買って居づらくなるくらいなら、評価されなくてもいいから、誰にも邪魔されずに自分のペースで仕事ができる現状を大切にしたい。私はそんなに強くない。もう無理してまで頑張りたくない。生きてるだけで疲れるのに。


そんな中、最近どハマりしている読書で、「生欲」の中にものすごく響いたところがいくつかあったから、思わずメモしてしまった。


「多数派であることに安住し自分という個体について考える機会に恵まれないのは、一つの不幸でもあるのかもしれない。」

 

「誰が命令しなくとも、まとも側の岸にいる人は、その岸の治安を守ろうとする。まともである、すなわち多数派であることに執着する者は、異物を見つけ出し排除する活動に、誰から頼まれなくとも勝手に勤しむ。」

 

「物心ついたときから、自分を間違った生き物だと認識していた。この星の異物だと街中から思い知らされてきた。そのおかげで、自分の迷いを誰かと確かめ合う必要がなかった。誰かにわかってもらうことも、誰かをわかることも、端から諦めていた。

それは実は、とても幸福なことだったのかもしれない。」


…私のことなんて誰も理解できないって考えていたタイミングで出会ったから、余計に響いたのかもしれない。そして、「おつかれ、今日の私。」を読んでも感じたことだけど、こんなふうに自分の考えていることをわかりやすく言語化できるのって素晴らしい才能だと思った。


私にはその才能が全くないから、人に言われたり本に書いてあるのを読んで初めて気づくことばかり。でも、周りはみんな若くてしっかりした子ばかりで、もう何か言ってもらえるような年齢ではなくなったし、そもそも言ってくれるような人と会う機会がないから、やっぱり読書はやめられない。


友達からは1週間経ってもLINEの返信なし。でもそんなに気にならない。嫌われたなら嫌われたで仕方ないと思う。結局私はひとりでなんとかしていくしかない。とりあえず無事契約更新はしてもらえたから、9月末までは首が繋がったし。なるようにしかならないし、なんとかなると思うしかない。


明日は前回に続き不参加の飲み会の日。金銭面はもちろん、月曜日から参加できるほどの気力も体力も全くない。考えるだけで疲れる。やっぱり私は多数派の社会では生きられないかも… ま、いっか。


今の私があるのはこれまで出会った全ての皆さんのおかげです。


どうか皆さんの健康と幸せがいつまでも続きますように。いつも本当にありがとうございます。