予想通りすぎて辛くなった先輩の話で改めて気づいた厳しい現実

いつも読んでくださってありがとうございます。

先週の日曜日、落ち込み気味だった私が勇気を出して連絡した先輩とランチへ。行列のできる中華料理屋さんで、久しぶりに大当たりのお店で大満足だった。

ただ、先輩の話を聞いてものすごく辛くなった。ある程度予想はしていたけど、想像以上の酷さで苦しかった。

前回会った時、正社員で仕事が決まったと聞いた。その前に会った時「派遣で働き出したばかりで、すごくいい環境だけど、友達が働いている会社に正社員として来てほしいとその友達から言われて迷っている」と聞いた私は、「私なら友達がいる会社には行かない」と伝えていた。

その時は「そうだよね」って言っていたけど、結局その会社に行くことにしたと聞いたのが去年の9月。その会社の面接に行ったらその場で決まってすぐにでも来てほしいと言われ、派遣の仕事の退職を早めてまで行くと聞いた。

その時点でまともな会社ではないと思ったし、その友達とうまくいかなくなる気がしたけど、53歳で正社員の仕事が決まって、これから頑張ろうというその先輩にそんなことを言えるはずもなく、きっと大変だろうなと思ってなかなか連絡できずにいた。

そして、自分が落ち込み気味だったから連絡したのに、ちょうど退職された直後のタイミングだったらしく、その会社に誘ってきた友達から壮絶な嫌がらせを受けたという話を聞いてものすごく辛い思いをすることになった。

今、私はそういう世界から離れてるから、同じような状況にいた過去の自分と重なって久しぶりに苦しくなった。そういえばその先輩は、悔しくて泣いたのは初めてと言っていて驚いた。私は子供の頃から悔しくて泣いてばかりだったから。

それから、先輩は嫌がらせが始まって3ヶ月で辞めることになったと聞いて、私も前職とその2つ前の仕事はそうだったけど、もっと酷い攻撃を受け続けていた5～6年前は、シフト制で毎日顔を合わせる訳ではなかったとはいえ、夜勤で不規則だった上に2年間ほとんど誰にも相談せず、ひとりでひたすら耐えていたことを思い出した。

あの当時はまだ体力があったからこそなんとか毎日を乗り切っていたけど、心身共にボロボロで、人生でいちばん体調が悪い時期だった。でもそこで自分の限界に気づいたのは大きかったし、ものすごく辛かったけど、ものすごく成長できたとも思う。本当によく頑張った。

もう私はあの頃みたいには頑張れない。でも頑張らないと今のこの不安定な状況から抜け出せない。かといって、先輩みたいに安易に決まるようなところに行って、すぐ辞めるようなことにはなりたくない。

と考えていた矢先に、昨日転職エージェントとの電話面談があった。あまり気が進まなかったし、期待もしていなかったけど、予想を上回るひどい対応で気分が悪くなった。

結局この人たちは何でもいいから仕事を決めさせて報酬を受けることしか考えてないのだと思った。初めて話す人に分かったようなことを言われて腹が立ったし、紹介してきた求人も酷いものばかりで全て辞退。そういう所しかないという厳しい現実も改めて思い知ったし、ますます正社員で仕事をする意味が分からなくなった。

今日のストレス低減プログラムで、かなり苦手意識のあった人にその話をすることになった。そしたら思いのほか分かってもらえて、彼女も見た目と言動で誤解されるタイプなのかもしれないと、内心勝手に同情した。決めつけられるのが嫌いなくせに、私は彼女の態度が苦手だと決めつけていた。ごめんなさい。

残念な結果にはなったけど、久しぶりに先輩と話ができたからか、誰も気にしてこなかった私の仕事を新しい課長が理解しようと動いてくれているからか、先週より体が軽い気がする。

ついに来週は1日プログラム。まだ先だと思っていたのにあっという間。そういえば、場所が分かりづらいからみんなで集まって行こうって言ってる中、ひとりだけ「うーん…個人で行こうか迷ってます…」とか言い出した人にイラついてしまった。私がイラつかれる側なのに。ごめんなさい。

とりあえず今は嫌なことは忘れて、この穏やかで平和な毎日に対する感謝を忘れずにいよう。

今の私があるのはこれまで出会った全ての皆さんのおかげです。

どうか皆さんの健康と幸せがいつまでも続きますように。いつも本当にありがとうございます。